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【書評】DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール


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こんにちは。

アツシです。https://twitter.com/simplist_atsu

このブログでは書籍

 

『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』

 

ギュッとまとめて紹介しています。

 

この本を一言で説明すると、

「お金は経験に使い、老後に思い出を作ることが人生の最大の喜びであり価値である」

ことを教えてくれます。

目次

 

・「節約人間」への警告

節約ばかりしていると、そのときにしかできない経験をするチャンスを失う。
その結果、世界が必要以上に小さな場所になってしまう。人生は経験の合計だからだ。
引用:DIE WITH ZERO: 人生が豊かになりすぎる究極のルール/ダイヤモンド社

節約がすべてではない。

節約ばかりしてお金を使わないでいると、人生で一度きりの経験を逃すことがある。

人生は経験によって豊かになるので、節約することは目標を叶えるための手段であるべき。

大切なのは、節約に固執することなく、経験を通してより良い人生を送ること。

・「老後の備え」より大切なこと

もちろん、老後の備えは必要だ。だが、老後で何より価値が高まるのは思い出だ。
経験への投資が早ければ早いほど、記憶の配当はたくさん手に入る。
引用:DIE WITH ZERO: 人生が豊かになりすぎる究極のルール/ダイヤモンド社

若い時は体力があり、行動を起こしやすい。

老後の楽しみとして新しい経験を積むのも素晴らしいこと。

お金がなくても、工夫次第で様々な経験は可能。

例えば、海や山に散策に行ったり、図書館で本を読んだりすることができ、

地域の無料イベントに参加したり、友人と会話を楽しむのも良い経験になる。

探せば無料で楽しめることはたくさんあります。

・老後のための貯蓄は、ほとんど使わず終わる

現役時代に「老後のために貯蓄する」と言ってた人も、いざ退職したらそのお金を十分に使っていない。(アメリカ従業員給付研究所の調査データによる)
引用:DIE WITH ZERO: 人生が豊かになりすぎる究極のルール/ダイヤモンド社

老後に備えて貯蓄したお金を生前に使い切ることなく亡くなるのは残念なこと。

死後に家族に遺産を分けたり、慈善団体に寄付をして他人の助けになることは可能ですが、

自分が生きている間にそのお金を使う方が、幸せを感じやすいでしょう。

お金をただ貯蓄することには意味がないことを示した詳しいデータが本に記載されています。

・「富」の最大化から「人生」の最大化

富の最大化ではなく、人生の喜びを最大化するための方法を探すこと。
金は目的を達成するための手段にすぎない。金は、人生を楽しむもっとも重要な目標の達成に役立つ。一方で、金を増やすことを最優先にしてしまうと、その目標の達成は難しくなる。
引用:DIE WITH ZERO: 人生が豊かになりすぎる究極のルール/ダイヤモンド社

仕事でお金を稼ぎ、将来のために貯めることが目的になりがちですが、

人生の喜びを最大化するためには、どのようにお金を経験に活用するかが重要です。

お金を稼ぐ目的がはっきりしていれば、仕事に対するモチベーションも保ちやすくなります。

・リスクを恐れるあなたへ

大胆な行動を起こせる3つのポイント

1,あなたがどれくらいリスクを取ろうが、どんな大胆な行動に出ようが、一般的にそれは人生の早い段階が良い

2,行動を取らないことへのリスクを過小評価すべきではない

3,「リスクの大きさ」と「不安」は区別すべきだ

引用:DIE WITH ZERO: 人生が豊かになりすぎる究極のルール/ダイヤモンド社

大胆な行動を取るのは勇気が必要ですが、早めに行動を起こせば、行動しないことで失っているかもしれないものに気づけます。

実際に行動してから後悔することの方が、何もしないで後悔するより清々しい感覚を得られることがあります。

新しいことを始める前は不安かもしれませんが、始めてみると案外大したことがないことに気づくことが多いです。

リスクが大きいほど、得られるリターンも大きいのです。

まとめ

人は老後になると、若い頃と比べてお金を使わなくなる傾向がある。

そして、若い頃に作った思い出が老後の楽しみとなる。

節約は重要ですが、それはやりたいことのために行う節約です。

やりたいことには、惜しみなくお金を投じる。

死ぬ前にお金を使ってどれだけ多くの経験をして、思い出を残すか。

限られた時間を意識しながら、人生を最大限に楽しんで生きることが大切。

 

少しでも興味を持ってもらえれば嬉しいです。